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ご挨拶

理事長ご挨拶

理事長

「世の子どもたち、障がいのある方、社会的弱者のためにもっと身をつくしたい」

和歌山つくし会は、昭和31年、現在の和歌山乳児院の前身である和歌山市立乳児院の運営を委託された初代理事長 谷本千鶴の想いから開設された法人です。現在は、乳児院のほか、医療型障害児入所施設や認定こども園等、5つの施設を運営するとともに、その時々の福祉ニーズに合った様々な事業を展開しています。

和歌山つくし会の事業には次の3つの柱があります。

  1. 「和歌山乳児院」を中心とする社会的養護を必要とする子どもたちの支援
  2. 医療型障害児入所施設「つくし医療・福祉センター」を中心とする重症心身障害児・者などの支援
  3. 認定こども園「広瀬幼保園」「つくし幼保園」、認可型事業所内保育所「つくしの里こども園」を中心とする子育て支援
和歌山つくし会ではこれらの施設を利用する子どもたちや保護者の皆様に対して、医師、看護師、介護福祉士、保育士、訓練士、保育教諭等全ての職員の創意と協働の取り組みの中で、支援を重ねてまいりました。
法人開設から50年以上が経過した現在、人々の生活様式の変化、施設基準の見直しや新たな福祉ニーズの創設により、見直しを余儀なくされた建物の建て替えや改築が一段落し、少子化や核家族化による新たな課題が見えてきました。

社会的養護に関して言えば、まずは実親支援に重点を置き、地域の子育支援(特定妊婦の支援や育児相談、病後児保育、ショートステイやレスパイト)の充実を図り、どうしても実親のもとで育てられない場合は、特別養子縁組里親や養育里親に委託し、子どもたちの心のケアと里親の育児支援に力を注ぐことが求められています。
施設養育は家庭養育を支える縁の下の力持ちのように、要保護児童と保護者が頼る最後の砦として、その存在意義が再認識されています。
障害児・者支援は在宅から入院、乳幼児から高齢者まで、多岐にわたり幅広い支援が求められています。今後、重度化や重症化が進み、社会の中で疎外感を持たず普通の生活が営める支援体制作りが急務です。また、近年ますます増加傾向にある発達障害児に対するライフサイクルに合った支援の充実も望まれます。
共働き家庭の増加と共に、その必要が高まってきている認定子ども園や事業所内保育所についても、幼児教育の無償化により一層の充実が望まれます。選ばれる施設になる為には日々の保育・教育のみならず、子どもたちの可能性を引き出す未来を見据えた、質の高い保育・教育を実践することが必要です。

和歌山つくし会ではこれらの課題に対して、創始者である谷本千鶴の「世の子どもたちの幸せのためにもっと身をつくしたい」という想いを利用者支援の柱とし、役職員が一丸となって障がいのあるなしにかかわらず、一人ひとりが大切にされ、命が輝く社会の実現に向けて事業を進めてまいります。今後とも皆様のご理解・ご協力を賜りますことをお願い申し上げます。

社会福祉法人 和歌山つくし会
理事長 谷本 美佐子