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基本方針

理念

つくす

初代理事長 谷本千鶴先生の遺志を引き継ぎ、
世の子どもたち、障がいのある方、
社会的弱者のためにつくします。

理念

基本方針

1. 人権尊重(子どもたちや利用者の視点を忘れずに)
2. 地域貢献(職員一人ひとりの責務として)
3. サービスの質の向上(医療・福祉サービスの向上に務めます)

初代理事長の想い

谷本千鶴
谷本千鶴

大正7年12月11日現在の大阪府岸和田市に生まれる。無医村に一生をささげた父の後ろ姿を見て育ち、自らも医師になることを決意。日赤和歌山病院、済生会大阪中津病院に医師として勤務後、和歌山市中之島で夫(2代目理事長・谷本紀次郎)と共に谷本家の家業であった産婦人科医院に従事する。

戦後の悲惨な状況の中で「世の子ども達の幸せのためにもっと身をつくしたい」と考え、昭和29年に私設保育所を開所、昭和32年に和歌山市立乳児院の運営を委託され、院長として就任。昭和41年「財団法人和歌山つくし会」を設立し、理事長に就任。昭和43年に岩出整肢園(後の岩出療護園)を開設、昭和44年「社会福祉法人和歌山つくし会」が設立許可され、理事長に就任する。

昭和48年和歌山乳児院を開設(市立乳児院廃院)。昭和50年広瀬保育所を開園、昭和51年つくし保育所と桃山療護園を開園する。毎日複数の施設の間を飛び回り、診療業務を行い、激務の為に昭和57年に64歳で急逝したが、いつも微笑みを絶やさず園児、入所児、患者、職員の事を一心に気遣っていた。愛に満ち溢れたその姿は死後40年近く経った今日でも「和歌山つくし会」の心の支柱、未来永劫そのシンボルとなっている。